一見、同じ様に見えるベルトですが、この2つは表面樹脂カバーの摩擦係数が違います。
左側 M6423・・・摩擦係数 0.3 (標準ベルト) 右側 M8418・・・摩擦係数 0.2 (滑りベルト) |
ベルトの上で段ボール箱(1㎏)をはじいて、飛距離を測ります。 0.3と0.2。この差0.1は、どれくらいの違いなのでしょうか!? |
M6423 標準的なベルト 1回目・・・・・418㎜ 2回目・・・・・492㎜ 3回目・・・・・451㎜ 4回目・・・・・464㎜ 5回目・・・・・501㎜ |
M8418 滑りベルト 1回目・・・・・1077㎜ 2回目・・・・・1115㎜ 3回目・・・・・1208㎜ 4回目・・・・・1217㎜ 5回目・・・・・1109㎜ |
結果は歴然。滑りベルトは、よく滑ります。 ベルトは、搬送するだけでなく、ベルト上での整列や横からの搬送物の投入など、滑りが必要な場合があります。 用途に合わせたベルトの選定が、ベルトに余分な負荷を与えずに済みそうです。 |